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―−喜びを売ることができる私の仕事− ―
![]() 渡 辺 祐 介 蒸しパン屋さん
1.はじめに 2.ムシパン 3.ムッシュ 4.終わりに 1.はじめに 職人レポート第4回目は、ムシパン職人のムッシュこと渡辺祐介さんです。 阿倍野区王子商店街の顔とも言えるムッシュをご存知でしょうか? 2.ムシパン 「ムシパンを通じてひとりでも多くの方に喜んでもらう」ということをモットーに、 ムッシュは数多くのことにチャレンジしています。 次々に新しいムシパンを発表することをはじめ、 蒸しパン新聞の発行(週刊)、充実したブログ、ムシパン教室の開催、出張ムシパンなど多岐にわたっています。
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『誰よりも多く、率先して「恥」をかく』 『モノ・空間・時間、これら全てを決して無駄にしない』 『精進し続けることで、身が保たれる』 |
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これらの言葉に共通していることが、人が生きていくためにどうすればよいか、ということではないかと感じられました。
そして、それらがムッシュのムシパン作りにつながっているのです。
『誰よりの多く、率先して「恥」をかく』
日本で恥をかくことはダメなことという認識がありますが、恥をかくことが悪いのではなく、
恥をかくのを恐れて何もしないことが一番悪いこと。
つまり、なんでも率先して失敗することが成功につながってくるのです。
お店では、「こんな蒸しパン初めて!」というムシパン達に出会うことができます。
それは、ムシパン作りにおいてもムッシュのたくさんの失敗作があったからこそ、
現在の創作あふれるムシパンをお店に出すことができるのです。
『モノ・空間・時間、これら全てを決して無駄にしない』
例えば、日本の長屋はとても狭い空間であるのに生活が非常に豊かである。
それは、空間を無駄にしていないことなのです。
そしてモノ、特に食べ物は絶対に無駄にしません。
そして時間。時間は凝縮して使わないといけないのです。
これら三つのバランスが非常に大事なのです。
いらないモノでいっぱいになって、部屋や家が狭く感じられることってありませんか。
また、モノを大切にするために必要以上に長い時間かけたりしませんか。
モノ・空間・時間のどれかを無駄にしないために、他を無駄にしては意味がありません。
それは難しいことであるけれども、ムッシュは挑み続けています。
『精進し続けることで、身が保たれる』
人生を豊かに生きるためには一番重要なこと。
精進とは、イヤなことをすること、はたまた仕事をすることである。
働き詰めだった人が仕事をやめて、自分の好きな時間を持てるようになると、
その人はうつ病になってしまったという話があります。
それは、イヤなこと、仕事すること、それを続けることで人の身が保たれ、
人生は豊かになるということを表しているのです。
ムッシュは、蒸しパン新聞を作ったり、新しい商品を開発したり、ブログをのぞいてみても、
ムッシュは大変忙しい人であることがわかります。
忙しく働いているのです。
率先して忙しくして、身を保っているのです。
ムッシュは仕事を忙しくしているだけではなく、あすの会をはじめ、民謡や読書など、様々なことに興味を持っています。
それがムッシュの仕事、人生を明るく楽しく忙しくしているのでしょう。
ムッシュの格言を聞いて、やはりこの人は忙しい人だなと感じました。
そしてそれがあつい。とてもあつい。
ムッシュのムシパン作りが、ムッシュの生き方とリンクしていて、常に全力であることがわかりました。